皆さん、こんにちは!
前回の記事では建築学生が在学中に読むべき本の初心者編として5つの本を紹介してきました。
というわけで今回は前回に続き、建築学生が読むべき本の中・上級者編を紹介していこうと思います。

初心者編をまだ見ていない方は先にそっちを見ていってね!


~中・上級者向け~建築学生が読むべき本5選
結論から言うと、中上級者向けの建築学生が読むべき本は以下の5冊です。
ではそれぞれ見ていきましょう!
図解2 アトリエ・ワン ペーパーブック
【著者】アトリエ・ワン
【出版社】TOTO出版
【出版年】2014年
こちらの本は塚本由晴氏と貝島桃代氏によって設立されたアトリエ・ワンが著者です。
図解なので眺めているだけでも楽しい一冊ですが、大学の設計課題に取り組むときにもこれがあるだけで様々なアイデアが沸いてくるので意匠設計に興味がある方は持っておくと便利です。
そしてこの本は海外でも人気があり英語版も発売されています。
施工がわかるイラスト建築生産入門
【著者】一般社団法人日本建設業連合会
【出版社】彰国社
【出版年】 2017年
「施工がわかるイラスト建築生産入門」は建築というよりも建設やゼネコンに興味がある学生に特におすすめの本です。
建築現場で行われている工事がイラストでわかりやすく書かれており、学生だけでなく社会人になっても使える本です。
私も実際に手に取りましたが、施工現場ここまでわかりやすく描かれている書籍は類を見ないですね(*^^*)
建築家、走る
【著者】 隈研吾
【出版社】新潮文庫
【出版年】 2015年
3つ目にご紹介するのは「建築家、走る」です。
清野由美氏が隈研吾にインタビューを行って書かれたこの本は、国立競技場の設計も手掛けた隈研吾著の本で、彼の失敗や成功談を交えて彼の半生について書かれています。
隈研吾が好きという建築学生だけでなく隈研吾をあまり知らない人にも是非読んでいただきたい一冊。
デザイン講義シリーズ
【著者】内藤廣
【出版社】王国社
【出版年】2013年
続いて紹介するのは「デザイン講義」シリーズです。
内藤廣氏が著書のこちらの本は
- 形態デザイン
- 構造デザイン
- 環境デザイン
の3つに分かれており、各種かなり専門性の高い書籍となっておりますが、文章はまるで講義を受けているかのような口語体で書かれているので学生でも理解しやすいですよ。
図解 パブリックスペースの使い方
【著者】忽那裕樹、平賀達也ほか
【出版社】学芸出版社
【出版年】2021年
最後に紹介するのは「図解 パブリックスペースの使い方」です。
この本は断面図や平面図を始めとした豊富な資料を基に街づくりやパブリックスペースの創られ方が図解で表現されている1冊です。
本編は計6章に分かれていて、様々な事例を通し設計プロセスやランドスケープを学ぶことができます。
将来都市計画に携わりたい方はもちろんそうでない方でも読みやすい本となっているので手に取ってみてはいかがでしょうか?
まちづくりや都市計画についてもっと深く学びたい・知りたいという方は下記の記事でオススメの本を紹介していますのでぜひ参考にしてみてください!


本をたくさん読めるのは学生のうちだけ!


というわけで今回は建築学生が読むべき本~中・上級編~ということで5つの書籍を紹介しました。
工学をはじめとした専門書は本屋になかなか置かれていなくて目にする機会は少ないですが、アマゾンや楽天には紹介した5つ以外にも面白そうな本がたくさんあるのでぜひいろいろ探してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!



