今回は建築学生が必ず読むべき建築雑誌を紹介していきます。
もっぱら建築雑誌と言っても種類がたくさんありすぎて、どの建築雑誌から読んだら良いのか迷っているという方もいるのではないでしょうか?
そんな方々の参考になれば幸いです。
- 建築が建築雑誌を読むメリット
- 建築学生にオススメの建築雑誌
- 建築雑誌を少しでも安く購入する方法
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建築学生が建築雑誌を読むメリット
まずは建築学生が建築雑誌を読むメリットについて見ていきましょう。
「おすすめの建築雑誌だけ見たい!」という方はこちらから飛ぶことができます。
【1】有名建築家が設計した建築をたくさん見ることができる
建築雑誌にはいわゆる「巨匠」と呼ばれる有名建築家が設計した建築から、若手建築家が設計したものまで数々の建築が掲載されています。
自分が知っている建築を建築雑誌や本でさらに理解を深めるのも良いですし、逆にまだ知らない建築との出会いがあるのが建築学生のうちから建築雑誌を読むメリットですね。
また、建築雑誌を通して数々の建築を見るのはインスピレーションを受ける材料として最適だと思います。
【2】知識やノウハウを雑誌から吸収して自分の学びに繋がる

建築雑誌には現役の建築家が設計した建築がたくさん載っています。
建築雑誌にはディテールや設計主旨をはじめとした細かい情報が載っているので自分の設計課題でも役に立つことが満載ですよ。
建築雑誌を読んでいていいなと思ったことはメモ帳などに残しておくと設計課題に取り組む際に良いかと思います。
- 有名建築家が設計した建築をたくさん見られる
- 設計課題に行かせる
- 自身の学びに繋がる
「今年建築学生になった!」と言う方は初心者向けに以下の記事もありますのでぜひごらんください。

建築学生におすすめの建築雑誌7選
では続いて建築学生におすすめの建築雑誌について見ていきましょう。
結論から言うと建築学生におすすめの建築雑誌は以下の7つです。
- 建築知識
- GA JAPAN
- 新建築
- 造景
- 住宅建築
- Casa BRUTUS
- ディテール
それでは一つずつ見ていきましょう。
【1】建築知識

【出版社】エクスナレッジ
【発売日】毎月20日
【特徴】カジュアル
建築初心者でも読みやすいベストセラー建築雑誌
建築知識は1995年から多くの人に親しまれてきている建築雑誌です。
建築周りで必要な知識や雑学などをメインに取り扱っている雑誌で、大学が始まって間もない建築学生でも気軽に読むことができます。
特に2021年4月号のスケッチのテクニックを特集した回は増版されるほど人気ですよ。
【内容サンプル】


建築知識は写真や図がたくさん使われていて建築素人の私でも分かりやすいので定期購読しています。法律や用語などもとても丁寧に解説されていて建築の理解を深めるためにいつも読んでいます。
【2】GA JAPAN


【出版社】エーディーエー・エディタ・トーキョー
【発売日】偶数月25日
【特徴】紙面一杯の写真が綺麗
建築好きのための建築雑誌
GA JAPANはエーディーエー・エディタ・トーキョーより出版されている建築雑誌。
どの建築雑誌よりも建築の写真がたくさん使われているのが特徴的で、建築を見るのが大好きな方には本当におすすめの一冊です。
さらに建築家のインタビューや対談も毎回掲載されているので、お気に入りの建築家を見つけるにも良いかもしれません。
【内容サンプル】





毎回建築家との対談を楽しみにしています。GA JAPANは写真がどの建築雑誌よりも綺麗で何よりサイズが大きいので眺めているだけでも楽しいです。
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【3】新建築


【出版社】新建築社
【発売日】毎月 (不定)
【特徴】若手建築家の作品が勢ぞろい
一冊でたくさんの作品が見れる建築雑誌
新建築は新建築社より出版されている建築雑誌です。
1925年から毎月発行されている老舗の雑誌で、これまでも数々の建築が特集されてきました。
建築家の多くは新建築に掲載されることを目標にしている人も多いそうで、新建築ではとにかく洗練された建築がそろっています。
まだ見ぬ建築家を探したい方々におすすめの雑誌となっています。
そして新建築は「新建築データ」で2000年以降新建築に掲載された建築の情報を調べることができます (1,320円/月)。
一度に多くの事例を調べたい方や過去に掲載された建築を見たい方はこのサービスがおすすめです。



新建築は文章や写真だけでなく図面もしっかり載っているので写真と図面を比較しながら建築を見ることができます。一度にたくさんの建築が掲載されているので新たな出会いがあるのも魅力的です。
【4】造景


【出版社】クッド研究所
【発売日】毎年1回 (2021年は8/30)
【特徴】まちづくりの事例がたくさん
発行は毎年1回!まちづくりの事例集
造景はクッド研究所より出版されているまちづくり雑誌です。
なんと毎年1回しか発売されないこの雑誌ですが、それだけあって中身はかなり洗練されています。
2021年は横浜みなとみらいや金沢のまちづくりを初めとした数々の事例が紹介されています。
他にも多くの都市が掲載されているのでぜひ自分の住んでいる地域が載っていないか確認してみると良いですね。



この雑誌は珍しくまちづくりに特化している建築雑誌です。毎年1回しか発行されないのはとても残念ですが、それでも一冊にたくさんの事例が紹介されているので飽きたりません。
【5】住宅建築


【出版社】建築資料研究社
【発売日】偶数月19日
【特徴】ビジュアル中心
住宅特化の建築雑誌
住宅建築は1975年の創刊以来、住宅に特化して出版されてきた建築雑誌です。
住宅建築は住宅に関する「特集」と「連載」そして各号での特別記事で構成されていて、住宅の設計課題などで間違いなく役立つ内容となっています。



各号で異なる住宅が特集されています。好みによりますが、今回購入した住宅建築は気になるデザインがたくさんあってとても良かったです。


【6】Casa BRUTUS


【出版社】マガジンハウス
【発売日】毎月9日
【特徴】カジュアル
人々の暮らしに焦点を当てた建築雑誌!
Casa BRUTUS(カーサ ブルータス)はマガジンハウスから出版されているアート、グルメ、建築、暮らしなど幅広い分野を取り扱っている雑誌です。
通常版は毎月9日に発売されますがそれ以外にもムック本で特別号が不定期に出版されています。
これまでに紹介したどの建築雑誌よりも安くて読みやすい雑誌なので暇つぶしで雑誌を読みたいと考えている方はまずこのCasa BRUTUSから読んでみると良いのではないでしょうか?



どの住宅も素敵で、部屋の一部分だけでも真似したいデザインがたくさんありました。



しかもアマゾンプライムでは無料体験を実施しているので実質お金を一円も払わずに読めちゃうよ!!
アマゾンプライムの無料体験の契約方法は下記事で詳しく紹介していますのでぜひご覧ください。


【7】ディテール


【出版社】彰国社
【発売日】3の倍数月の17日
【特徴】建築の細部に着目した建築雑誌
唯一無二!建築のディテールにこだわった建築雑誌!!
最後に紹介するのがディテールです。
ディテール(detail)は日本語で詳細・細部という意味合いがありますが、この雑誌では建築の収まりや細部へのこだわりをメインに特集されています。
建築で言えば構法や構造、設備に近いかもしれません。
設計には興味がなく、構造や構法の分野で活躍したいと考えている建築学生におすすめの雑誌となっていますよ!



建築のディテールに特化した雑誌は『ディテール』しかないので毎回購入しています。そこまでディテールには詳しくないですが図解なので分かりやすいです。
建築雑誌のおすすめ商品比較一覧
商品 | 価格 | 発売日 |
---|---|---|
建築知識 | 1,720円 | 毎月20日 |
GA JAPAN | 2,550円 | 偶数月25日 |
新建築 | 2,420円 | 毎月(不定) |
造景 | 3,850円 | 毎年1回 |
住宅建築 | 2,640円 | 偶数月19日 |
Casa BRUTUS | 9,90円 | 毎月9日 |
ディテール | 2,357円 | 3の倍数月の17日 |
建築雑誌を安く購入する方法



建築雑誌ってどれも値段が高くて学生が気軽に買えるものがあんまりないよね。
安く読む方法とかってないのかな??



そんな方々のためにこれから建築雑誌を少しでも安く読む方法を紹介していくよ!!
【1】図書館で借りる


一つ目は図書館で借りる方法です。
図書館ではどの本も無料で閲覧することができるため、近くに図書館がある方にはおすすめです。
一方で雑誌類は貸出できないことが多かったり、そもそも建築雑誌が置かれていないこともあるので注意しましょう。
- 無料で閲覧できる
- 貸出できないこともある
- 建築雑誌がそもそも置かれていないこともある



大学の図書館なら、学部学科に沿った書籍がたくさん置かれているのでおすすめです。
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【2】フリマアプリや古本屋で買う
二つ目はメルカリや古本屋で買う方法です。
メルカリは処分目的で出品している人もいるので格安の商品がたくさん出品されています。



私もメルカリをよく使いますが、普通より安く買えることが多いので愛用しています。
そしてメルカリで購入するメリットは購入価格とほぼ同じ値段で売ることができる点です。
送料と手数料を割り引いた金額が手元に残るのでかなりお得に本を読める方法と言えるのではないでしょうか?
- 中古やほぼ新品の本が格安で買えることがある
- メルカリで購入した本を再度売ることで手数料+送料で本が読める
- 顔の見えない取引なのでトラブルが発生すると面倒
【3】大学等の生協で購入する
各大学の生協組合に入会していればどんな本でも割安に購入することができますよ。
生協で購入する本のほとんどは教科書などの学校で使用する本がメインだと思いますが、実は全ての書籍を1割引で購入することができるのです。
もし、生協に欲しい本が置かれていなくても受付で希望の本を取り寄せてくれるので積極的に利用すると良いでしょう。
【4】電子書籍で読む


4つ目は電子書籍で閲覧する方法です。
電子書籍は紙媒体よりも安く購入することができる上、タブレット一つで閲覧することができるのでスペースを取ることもありません。
一方で電子書籍のサービスごとにラインナップが異なるので注意しましょう。


【5】Prime Studentのクーポンコード「STUBOOK」を活用する
Prime Studentはアマゾンプライムの学割制度で250円/月で様々なお得なサービスを利用することが可能です。
そんなPrime Studentではクーポンコード「STUBOOK」を利用することで本を10%分安く購入することができます。
ちなみにクーポンの詳細な適用方法や条件は下記事で紹介していますので気になる方はご覧ください。


【建築学生におすすめの建築雑誌】まとめ
というわけで今回は建築学生が読むべき建築雑誌7選とそれらを安く購入する方法について紹介してきました。
授業がある間はなかなか雑誌を読む時間はないかもしれませんが、春休みや夏休みなどの長期休暇を活用してたくさん本を読めたら良いですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!